函館旅行記


日記より抜粋

02’9’11の日記

旅行記の執筆にあたって、まずこの旅行の概要を説明いたしましょう
メンバーと集まってから話した結果、以下の内容で決定いたしました

  • 青春18切符をつかっていく
    つまり、JRオンリーです
    しかも新幹線乗れません
    新快速までです
     
  • 日程は3泊4日
    つまり・・・7日の始発で出発、10日に名古屋あたりに帰ってくるということです
     
  • 宿泊施設は使わない
    ええ、みんな貧乏ですからそんなホテルや旅館になんぞ泊まれません
    じゃあどうするか?
    どっかの民家に泊めてもらいます
    このご時世泊めてもらえるわけないのは重々承知です
    誰か男三人泊めてもいいと言われる方は連絡ください
    時間と場所が合えばお邪魔します(^^)
    やはりコネは必要です、うん
    野宿だけはイヤや・・・
     
  • 行き先は北海道函館
    ありえません、どう考えてもありえません
    立案者は朱雀ですけど・・・
    そりゃネタになるから行こうぜっていったのは朱雀ですけど!!
    でもね、なんで・・・


    そこで何の疑問を抱くこともなく即決するんですか!?

    普通もうちょっと悩むだろ?
    遠いよな〜とかって考えないわけ?
    こいつらおかしいって・・・
     
  • 予算は一万円
    もうかなりどうかしてます
    行き先北海道ですよ
    なのになんで予算は一万円なんですか?
    そりゃ旅費はいらないからその程度かも知れないけど!
    宿泊費とか考えてないです、明らかに
    本気で野宿する気です、こいつら
     
  • 時刻表なんぞ使わない
    一番ありえないことです
    北海道まで行くのに、そこまでの路線も何もわかりません
    とりあえず海沿いに行けばつくだろってくらいアバウトです
    一応目安は東海道とか東北とかなんかそんな感じの路線走ったら大丈夫ってくらいです
    頼りになるのは携帯でのネット探索のみ
    出発前からかなり不安です
     

そんなこんなで出発前夜に初めてメンバー全員揃って会議したんですよ
結果は上の通りですけど
で、そのあとメンバーが一人ずつ意気込みというか、今の感情を書くことにしたんですよ
三人しかいないけど

A藤さん
「どのような旅行になるのか非常に楽しみである」
うむうむ、平凡ってかありきたりな感情ですな、楽しみましょう

朱雀
「男ばっかり・・・女の子との出会いを期待」
相変わらずの本能丸だしっぷりが素敵です、ってかバカですな、こいつ

N澤くん
「今日初めて、メンバーを見てこいつらかよ!?と思った。はっきり言ってこいつらと旅行できるか非常に不安である」
え〜と・・・N澤くん、これはどういう意味かな?
始まる前からこんな不協和音全開の発言はどうかと思うぞ☆
まぁうちもメンバー聞かされたときは同じこと考えたけどな

そう

 

直前キャンセルってできますか??ってな

ホント無事帰れてよかったよ・・・


02’9’12の日記

まぁ前日に集まって、最初っから分裂気味の三人なんですが、もうここまで来たらやるしかないとあきらめ決意してその日は就寝
翌日(旅行初日)は始発に乗るために5:00起き
ちなみにこの時、朱雀は携帯の目覚ましをセットしてました
寝ぼけてなかったし、ちゃんとセットした記憶があるんですよ
ですが、翌日早朝の目覚ましは不発
原因は不明
おまけに外を見ると、今にも雨の降りそうなどんよりとした曇り空

 

旅立ちからして神様に祝福されてません

それでも行かなきゃ何も始まらないので、まずはコンビニにて朝食を購入
そして駅に向かう・・・が、途中で雨が本降りになり
歩いてゆっくりいくはずが、全力での500mダッシュ

あの・・・

 

ひょっとして僕たち呪われてますか?

それでもなんとか駅に駆け込み、改札を通って一息つく
すでにこの時点で全員息切れが激しい
まだ出発してからの距離500mなのに、この疲労感
これで果たして函館までいけるのかものすごく不安になる

しかし、電車にさえ乗ってしまえばこっちのもの
電車なら雨も風も雪も雹も関係ない
さすがに雷と台風と槍と銃弾は無理だがな

何はともあれ、無事に始発で出発
知多半島の先端からまずは名古屋の方へ(みんな地図で確認ね)
その間約30分
電車の中で朝食を食べ、鋭気を養う
そして食事も終わり、体力を回復してからとんでもない違和感に気づく

あの・・・A藤さん・・・・

電車旅行(おまけに夏&野宿)なのに、なんでリュック+ボストンバッグの重装備なんですか?

ありえません、朱雀もN澤くんもリュックひとつの軽装でこの旅行に望んでます
つーかそれで荷物は十分なはずなんです
だって3泊4日の着替えくらいしか荷物ないですしね

むしろ何入れたらそこまで重装備になるのか本気で聞きたかったです
実際このボストンバッグ、役に立つシーンよりも邪魔なシーンのほうが多かったし・・・

そして大府駅につき、乗り換えて次は豊橋駅へ(地図は必須よ、じゃなきゃ駅探使うとか)
移動時間は一時間強ってとこでしょうか

その車中にて、N澤君が親に電話をかけ、土産代と称して2万円を自分の口座に振り込ませる


こいつなかなかやるな・・・(ーー;)

負けじと朱雀も親から金を騙し取ることに挑戦

prrrrr・・・・

「もしもし」

「あ、母さん?朱雀です。前から言ってた通り今から北海道行くから(^^)」

「ふ〜ん・・・」

「それでさ、せっかくだからみ「いってらっしゃい、気をつけてな、じゃ」やげ・・・」

ガチャッ
ツーツーツー・・・

 

・・・・・・・・・・

 

お・・・

 

 

親なんて嫌いやぁっ!!(号泣)

いっつも母さんとの電話はこんな感じの会話です・・・


02’9’13の日記

さて、親から金せびるなんてバカなことやってるうちに、豊橋駅に着いたんですよ
で、こっから先はもう愛知県じゃなくて静岡県なんですよね
まずは快速がないか駅の時刻表をチェック
快速があればかなり早く行けますしね
新快速ならもうけものです
すでにその時点で向かいのホームには鈍行の熱海行きが・・・

朱「えっと・・・あれ?ここの路線快速ないみたい・・・」

N「マジで?でもなんかたくさん電車の種類あるじゃん」

「これ全部特急だよ、俺らこれ乗れないし。鈍行しかないね」

A「マジかよ・・・じゃあ一番早いやつ捕まえていこうぜ、何分?」

「えっと・・・8時9分の熱海行きだな。今何分?」

「9分・・・」

アナウンス「まもなく、○番線より普通、熱海行きが発車いたします。閉まるドアにご注意ください」

「・・・あれじゃねぇかよっ!!走れっ!」

 

プシュー・・・ガタン

 

・・・・・・・・・

 

 

ギ・・・ギリギリセーフ・・・(汗

 

はっきり言って心臓に悪いです
早くも極度の行き当たりバッタリっぷりが発揮されております
まぁ何はともあれ無事に乗れてよかったです・・・

「結構順調だな。これなら東京に昼前には着くんじゃないか?」

「ん〜、東京は遠いからね〜。でも熱海には1時間半位で着くんじゃない?結構駅数少ないし」

「でも日本って意外に狭いな〜。もう愛知でちゃったよ」

三人ともに余裕です
この旅をなめきってます
東海道本線、熱海までは鈍行しかない事実にもビクともしません

でもね

実際に熱海まで行くのにかかった時間は一時間半なんてもんじゃないですよ

 

三時間です
お尻痛いです・・・痔になるって・・・

 

今度JR東海に豊橋〜熱海間の新快速導入を直訴するつもりです

 

仕方なく、一本電車を遅らせて熱海駅を出て駅前観光
つってもホントに駅前で記念撮影したくらいですけどね
駅前のロープウェイ乗場にでっかく「
熱海秘宝館(18歳未満は行 っちゃダメです)」と書いてあり
とても行きたかったんですが、結局行けずじまいでした
次は行きたいなぁ〜

エロとかいうな、知的好奇心なんだから(大嘘)

まぁそんな感じで熱海を後にし、熱海からは快速に乗って、一路東京に向かう
ただひとつ、この電車・・・
べらぼうに長いです、15両編成とかありえません
しかもガラガラだし・・・シーズンだけでええやろに・・・

まぁそんな感じで東京に向かう途中
当然熱海〜東京の途中は神奈川を通ります
さらに神奈川といえば横浜です

車内アナウンス「次は横浜〜、横浜〜」

「今何時?」

「ん〜・・・ちょうど昼やな・・・ってまさか!?」

「当然♪中華街行こうぜ」

「おぉっ!全国食べ歩きか、いいねぇ」

「じゃあ次で降りるか・・・」

すっげぇ行き当たりバッタリです
当初では東京あたりで駅弁でも買うつもりだったんです
バッチリ予定通りだし、そうなると思ったんです
まぁでも駅弁よりも、中華街の飯のほうがうまいのは確実なので、横浜で降りることに
それにうちにはある目的がありましてね、フフフ・・・

ってことで横浜駅にて下車
改札を抜けて中華街を探す
「横浜中華街」ってくらいだし、絶対駅近くにあるはずです
駅構内の案内板にも「横浜中華街→」って書いてますしね
なので駅をでて、それらしい景色を探すことに
しかし、駅を出ても見えるのはビルのみ
中華街の”ち”の字もでてこねぇ
しばらく歩いて、宅急便を見つけたので聞いてみることに

「あの〜、横浜中華街ってどこですか?」

「ん?あんたら車かい?」

「え、いや歩きですけど・・・そんなに遠いんですか?」

「うん、こっからどれくらいかな・・・とりあえず歩くよりも電車のほうがいいよ」

マジかいっ!!Σ( ̄□ ̄;)

その親切な宅配員の人に詳しい行き方を教えてもらい、再び横浜駅から電車で移動
教えられたとおりの電車に乗ってしばらく行くと目標方向に明らかに中華街と思しき町並みを発見
朱雀、横浜中華街初上陸☆

初めてここ来たんですが、なんか異国ですね
日本・・・よりもやや中国よりかと
まぁうちの中国イメージなんてテレビで見たようなベタベタなもんですけどね
せっかく来たんだし、ゆっくりしたいところなんですが、時間もないので適当な店に入る
店内はやや混み気味だが、ひどく待たされることもなさそうなのでそのまま待つことに
メニュー自体は言うほど高いわけでもなく、セットで頼めばかなりの安さ
逆に安すぎて味に不安を感じるが、一々店選ぶのもめんどうなのでここで注文することに

ちなみに各人が注文したもの
朱雀 白身魚の甘酢かけ 700円
A藤 マーボ豆腐 700円
N澤 スペアリブ 900円

・・・・

 

どうにも貧乏くささが抜けません
やっぱり庶民には贅沢はできないんでしょうか?

肝心の味のほうですが、非常においしかったです
お互いに交換して食べあったんですけど、どれもおかわりしたくなる味でした
うちは料理評論家ではないので、うまく説明できませんが・・・つーかこれ以上日記を長くしたくない

満腹したところで店をでて、駅に向かうことに
その途中で朱雀のお目当てのものが見つかりました
コレです
 

 

明日から今日以上にお客様が減る気がします

やっぱり本性見せるのはまずったかなぁ・・・


02’9’14の日記

横浜中華街でコレ見て満足した朱雀他2名は、再び電車に乗って東京へ
東京から山手線に乗り換えて上野へ
上野からは常磐線とかいうのを見つけて、茨城のほうへ行くことに
この時点で東北本線って方法もあったんですが、行きたいのは秋田ではなく仙台だったので却下
ホントは東北本線で仙台まで行けるんですけどね、この時点では誰も知りませんでした
だって至秋田としか書いてないやつと、至水戸って書いてるやつなら、水戸のほう選ぶだろ!?
そっちのほうが仙台に近いし、ねぇ?
海沿いだし、路線分かりやすいし・・・

ってなわけで上野から常磐線快速取手行きに乗ること1時間
荒川(?)超えてすぐのトコに取手駅ありました(だから何
そこで少しの間電車待ち
その間にトイレ休憩をすることに

朱「電車来るまであと10分くらいかな?」

A「じゃあ俺トイレ行ってくるわ」

「あ、俺も。留守番よろしく」

N「はいはい」

ってな感じでね

で、まぁ朱雀はすぐに帰ってきたんですよ
電車待ちだから長いことこもれないし
で、N澤くんと一緒にボケ〜っと電車待ってたんですが・・・
A藤さん帰ってくる気配なし
そこに車内アナウンスが流れる

「まもなく、○番線に土浦行きがまいります、危険ですので・・・」

とっとと戻って来いA藤!!

結局A藤が戻ってこず、電車をみすみす乗り逃す羽目に
ちなみに次の電車は20分後
あきらめてN澤くんもトイレに行くことに

待つこと数分・・・・
N澤くんは戻ってくるが、A藤さんいまだ戻らず

「A藤さんまだ?」

「ん〜・・・大みたい。トイレでうなってたよ

「はぁ?何考えてるんだかあの人は・・・あとでお仕置きやな」

「それよりこれGET♪」

「傘・・・買ったの?」

「いや、ベンチにかかってたから持ってきた。どうせ忘れもんだし、いいでしょ」

「まぁ別にいいけどね〜・・・」

さらに待つこと数分
やっとA藤さんが戻ってくる

「いや〜、ひさしぶりに爆発したよ、すっきり。ところで電車まだ?」

・・・・

 

すっげぇ今こいつに火薬つめて爆発させてぇ・・・

 

「とっくに出て行きましたよ。あんたが気持ちよさげにうなってる間にね」

「マジで?わりぃわりぃ」

「次から気をつけてください、もう!」

まぁそんな感じで不協和音をさらに深めつつ、次の電車で一路いわき駅へ

・・・つーかいわきってどこ?
もうこのあたりから駅名自体がわからない、ある意味未知の領域に突入
とりあえずこの路線は至仙台って書いてあるから、最後には仙台に着くんだろう
そう信じてひたすら電車の中で揺れ続ける・・・

約三時間後にいわき駅着
電光掲示板をみると、20分後に仙台行きが発車するらしいので、一旦駅をでて飯を調達することに
駅をでて、悩んだ結果選んだ飯はマクドナルド
わざわざ旅行に来ていながらにして、選ぶ飯はどこでも手に入るものである

というよりも選ぶ余地がない
駅前を見渡して、見つかるのはコンビニ、マクドナルド、得体の知れない食事屋
持ち帰りが前提なので、食事屋はパス
コンビニ弁当は朝に食べたので、あきらめてマクドですますことに
とっとと購入をすませ、電車に乗って発車を待つ

そして一路仙台へ
車内にて夕食を食べ、しばし睡眠をとる
寝る以外やることがないのは非常に退屈・・・
結局仙台着は22:00
本来の予定では夕方頃に着くかと思ったんですが・・・
まぁ中華街で遊んだり
長グソで電車逃したりしてたら遅くもなるわな

まぁそんなわけで、初日の行程はこれで終了
そしてここで試練がおとずれる

ずばり、寝場所をどうするか?

普通に考えれば、最初に決めたとおり野宿なんだろうけど・・・
もしくはカラオケボックスのフリータイムを狙うか・・・

「さて、泊まる場所決めないとな、どうする?」

「とうとう野宿だな」

「あ、やっぱり?だったら・・・あの階段あたりいいかもよ」(野宿経験豊富)

「・・・野宿やめようぜ」

「はぁ?」

「だってからまれるかもしれんやんか。それに雨降ってるし、風邪ひいたら困るしさ」

「・・・俺ら最初になんて決めた?金ないから野宿するって決めたはずやで。雨っていってももうほとんどやんでるし、商店街の中なら雨露しのげるからまったく問題ないけど?」

「すぐそこの風呂屋(?)なら2000円でずっといれるし、風呂も入れるから・・・」

「・・・(なんやこいつ・・・結局甘ったれか・・・)」

「俺ら金ないから、さすがにそれは無理やで。ならコンビニ周りでもして時間つぶそうや」

「あ、ガスト行ったらドリンクバーだけで朝までいれるで」

「じゃあそこにするか、一番妥協できるとこやし・・・」

ってことで結局ガストにてドリンクバー+αを注文し、翌朝五時までねばることに

でも、うちがこのとき思ったこと

 

 

こんな軟弱者がいるんじゃ
予算一万円なんて絶対無理

あ〜あ、今月の家計どうしよう・・・


02’9’15の日記

つーことで昨日の日記で初日が完結したわけですが、この時点で移動距離702キロです
ちなみに通常時に行った時の乗車料金はこの時点12180
最後にはどれくらいの金額になるのか予想がつきません
あ、ちなみに今回うちらが使った青春18切符11500円5日間JR新快速まで乗り放題です
初日だけで元とってます
以上、前回サボった分を書き終えたんで、旅行記に戻りましょう

朝5時にガストをでた朱雀一行は仙台6:00始発の電車に乗って一ノ関経由盛岡まで向かったんです
青森には昼前には十分着けるという計算までして・・・
だって盛岡着が9時台ですよ
誰だって3時間あれば十分青森に着くって計算くらいはできるはずです
かなり余裕です、すでに心は仙台から函館にすっとんでます
うまいこといけば15時くらいで函館着ですよ
たくさん観光できるじゃないですか!わーいわーい♪

まぁ未来が楽しくても、電車の中の無限に流れる退屈からは逃れられないんですけどね・・・
二日目に突入するともうお互いに喋ることもそんなにないです
寝るか、窓の外の景色をみるか、通学ラッシュで入ってくる女子高生を視姦するかくらいです
あ、朱雀は景色傍観派ですよ、この時はまだ視姦はしてませんからね!(汗

とにかく、やることがないので朱雀は外の景色をボーっとみてたんですが・・・
あれはどこだったのかな?
ある駅で停車したときにとんでもないものが目に入りましてね
まぁ第一発見者はN澤くんだと思いますが・・・
ほら、駅って必ずといっていいほど看板があるじゃないですか
近くの病院やら、学校やらの紹介が書いてあるやつです
そのとんでもないものってのも看板なんですが・・・

病院なのに、よりにもよって名前が・・・

 

スペルマ病院って書いてます

どういう病院なんでしょうか、すっごい気になります
やっぱりセクハラ診察とかが日常茶飯事なんでしょうか?
もう朱雀の頭は妄想でいっぱいです、ドキドキです
この病院に行って診察してもらいたくてたまりません
逆セクハラもまたありだな〜とか考えちゃってます

って上のような冗談は置いといて(ホントに冗談?)、実際にはこんな名前じゃないですよ
たまたまホームの柱が重なってこう読めるだけで、実際の名前はスペルマ○病院(○内不明)です
それにしてもインパクトが強すぎる名前です、一生忘れられないかもしれません・・・

その後、スペルマ病院の診察を想像して楽しむ景色のよさを満喫し、気づくともう盛岡に着いてました
ここまでは予定通りです
ここで青森行きの接続がよければもう言うことなしなんですが・・・
ここで時刻表を確認すると、次の青森行きは11時
2時間後です、泣きそうです
しかたなく予定外ではあるけども、盛岡観光をすることに

えと・・・盛岡には今回初めて来たんですが、とてもいい感じでした
景色がとてもきれいで(天気がよかったのもあるだろうけど)自然と都会がいい感じにマッチしてました
何よりも旭橋(だったかな?)から最上川と、遠くにそびえる山々を見たときは感動しましたね
将来的にはここに住んでもいいかな〜・・・なんて考えさせられました
今回の旅行でもっとも気持ちよく過ごした都市のひとつですね

でも実際には盛岡では何もやってません
ホントにブラブラほっつき歩いただけです
あえて何やったかって聞かれたらコンビニで昼食買ったくらいです
バイトのお姉さんからお釣をもらう時に手を強く握られたのは密かな思い出です
盛岡美人に手を握られた朱雀はもうドキドキです
ローソン盛岡菜園店のバイトのお姉さんはとても美しかったです・・・(//▽//)

そういうわけで、トキメキを感じながらの2時間の盛岡滞留終了
意外に無駄な時間じゃなくてよかったと思います
そして名残を惜しみながら盛岡を後にし、一路青森へ
もはやここまでくると、電車の外はどこを見ても緑一色(リュウイーソーとか読んだやつお仕置き)
日本にもまだこんなに緑が残っていることにビックリしました

そんなささいなことにビックリしながら15時青森着
予定からはかなり遅れてますが、しかたありません
すさかず函館行きの電車に乗り換えます
ひさしぶりの青函トンネルです
本州脱出です、高飛びです(違

それにしても相変わらず青森〜函館間はドラえもん列車でした
以前よりもうざったさが数段パワーアップしてましたね
なんでわざわざ十数分に一回車内放送いれるんでしょうか?
しかもあの懐かしのドラえもんの声で、のび太と絶妙な会話を繰り広げています
でもこの時、朱雀はすっげぇマイク壊したくてうずうずしてました
だって!お願い、これだけは言わせて!

喜ぶ台詞を棒読みで発音するのだけはやめてくれ

驚く台詞を淡々と喋るのも厳禁

つーか声優ならちゃんと喋れ

もうどうしようもなく棒読みでした
いや、実際はそうじゃないかもしれませんが、朱雀には棒読みとしか思えません
明らかに感情が上滑りして、聞いててすっげぇ気持ち悪いです

まさか函館まできて

 

 

ドラえもんの演技の下手さを知ることになるとは思わなかったよ

あ〜あ、うちこれでもドラえもん結構好きなのになぁ・・・


02’9’16の日記

さて、海底列車のドラえもんに激しいつっこみをいれてる間に電車は函館到着
朱雀にとって約2年ぶりの函館です
町並みも相変わらずです
ただ、駅は改装工事中みたいでしたけど・・・

改札を出て、まず最初に朱雀たちが行った先は土産屋
観光もくそもありません
真っ先に土産を買うというこの行為自体どうかしてます
まぁ実際には朱雀は土産なんてひとつも買わずに店内物色してただけですけどね
他二名は買う買う・・・予算の半分を土産代で消す勢いです
確かに函館着いたら贅沢しようとは言ってましたが、土産代でここまで贅沢するとは思いませんでした

一通り買い物が済んだら待ちに待ったディナータイム
せっかく函館まで来たんです、新鮮な海鮮物を食べないと何のためにきたのかわかりません
しかしここで大問題発生
函館は朝が早い分夜が遅いのか、駅前付近の食事屋は9割方閉店済み
他のところもおそらく客が途絶えた時点で閉店だと思います
もはや店を吟味する余地もなく、開いている店に突入
客がたくさん入ってるところを見ると、結構人気があるようなのでまずは一安心

席に座り、メニューを見て、何を食べようか悩む・・・
どれもこれもおいしそうです、ボリュームたっぷりです
丼物なんですが、すべて海鮮物がたっぷり入ってます
見てるだけでよだれでそうです・・・

結果、贅沢するならここだと判断し、朱雀は北海丼(3500円)を注文
他の二人はそれぞれやや価格を抑えて注文(おそらく1800円くらい)
二人の所にきた丼はそれぞれ海鮮物3種程度
しかし、朱雀のは違います
北海丼と名乗るだけあって並じゃありません
うに、いくら、カニ、甘エビ、ほたて、いか、鮭の七種類の海鮮
もうどうしようもないくらい贅沢です
しかもどれも新鮮なものばかりです
どこから箸をつけていいのか悩むくらいです
何しろ丼からはみ出さんばかりに入ってるんですから
ええ、もうお口の中が「函館万歳!!」って叫んでます
刺身好きの朱雀にとってはこの上ない至福の時です

ごちそうさまでした!!

その後、せっかく函館まで来たんだし、有名な”ドル箱の夜景”を見ようとバス乗り場に
しかしここでバス会社の人たちから残酷な宣告が
「今日天気悪くて、山頂からじゃ何も見えないから夜景は無理

 

マジでっ!?Σ(- -ノ)ノ

あまりにも神様は残酷です
せっかくここまで来たのに、夜景を見せてくれないとは・・・
泣く泣く夜景を諦め、風呂にでも入ることに
しかし、函館の街情報など何も知らない朱雀たちがすぐに銭湯を見つけられるはずもなく・・・
しかたなくN澤くんがタクシーの運転手に聞きに行く

「すいません、この辺に温泉・・・というか銭湯ありますか?」

「あぁ、あるぞ。この駅前から真っ直ぐいって・・・で、右手に見えるはずだ」

「はい、ありがとうございます」

「かなり遠いけど、お前らどうせ金ないんだから歩けよ!」

 

余計なお世話だよ!!

というわけで駅前からしばらく歩くとつぶれかかった風情のある銭湯を発見
どうせ近くにはここしか銭湯がないのでしかたなく入ることに
肝心の浴槽も、予想通りというかなんというか家庭の風呂を連想させるつくり
まぁひさしぶりに浴槽にゆっくりとつかれただけよしとしましょう
とても気持ちよかったです、刺青入れた怖い人が来なければな

ヤクザにビクビクしながらゆったりと過ごし、番台のおばちゃんから野宿情報を聞いて銭湯を後にする
おばちゃんの情報によれば、近くの神社は格好の野宿スポットとのことだった
しかし、朱雀たちはそこで泊まることを断念

理由?

 

なんか呪われてるから
だってさ!こう、会話の節ごとにギィ〜って幟がしなる音がするんだよ!
めっちゃ怖くて寝れないって!!本気で泣きそうです

よって神社をあきらめ、近くの公園で寝ることに
しかし、この時函館の温度は19度
クーラーいりません、扇風機もいりません、むしろ暖房がいります
おまけに雨露しのぐ屋根すらないので、この日は完全に野宿を断念
しかたなく24時間サウナとかいう所に行くことに
12時間で夜間料金込み1900円です
少し(いやかなり)高い気がしますが仕方ありません
受付のおじさんに値切り交渉しても相手してくれませんでしたからねするやつがアホとかいうな(泣

そういうわけでこの24時間サウナにて2日目は就寝

ちなみに2日目の交通費等々
交通費は本来なら乗車料金のみで8930円です
ただし、朱雀たちは青春18切符を使ってるので、一日あたりの交通費は2300円です
この日もかなり得してます
移動距離はこの日は540キロほど
函館でゆっくりしていたため距離はさほどに伸びなかったですね

最後にちょこっと・・・

実は函館に着いた直後は、飯だけ食って札幌行こうとか考えてたんです
ですが、銭湯のおばちゃんの痛烈な一言で諦めざるを得ませんでした
ちなみにその一言

「札幌までは特急で6時間かかるよ」

はい、無理(断言)
新快速までしか乗れない朱雀たちでは函館出たところで終電になるのがオチです
むしろ札幌行ったら帰れなくなります
でもこれって大阪〜東京間よりも時間かかるんですよね
恐るべし北海道

 

まだまだ日本は広いです

次こそは札幌行きたいなぁ・・・


02’9’17の日記

え〜・・・・いきなりですが・・・

 

寝坊しました(三人とも)

ええ、起きたらとっくに始発でてまして、いきなりスケジュール調整するはめに(8:30現在)
間違いなく寝場所ぜいたくしたのが原因です
布団の中なんかで寝るから、意識がすごく深いところまで落ちて戻れませんでした
今さらながらこんな豪華な所に泊まるんじゃなかったと後悔してます

でも後悔先に立たずってことで、後ろばっか見てても進めません
しかたがないので、携帯で次の電車を検索

検索結果:一件

函館発11:00

大ピンチです、このままじゃ帰れません

かなり追い詰められてます、デンジャラスです
家に帰れなかったら野垂れ死にが確定してます
しかし、これが一番早い電車である事実は変わらないので、時間まで予定外の函館観光をすることに
昨日は夜の函館しか見れなかったので、この日は朝の盛況な函館を観光することに
そう、かの有名な函館朝市を見学です

見渡す限りに店が立ち並んでます
昨日の夜の散閑とした街並みがうそのようです
どこもかしこも賑やかです

朱雀たちはお金をそんなに持ってないので、完全に最初から試食狙いです
それもターゲットはカニです、できれば毛ガニ
果たして食えるんでしょうか?
とりあえず目標を設定した上で朝市に突入します

朝市内に入ってみると、予想外に野菜を売る店が多いことにビックリ
どの店もメインはカニじゃなくて夕張メロン
しかもこっちが交渉する前に夕張メロン食べさせられました
ええ、どの店もほぼ必ず一切れ食べさせてくれました
あの・・・

 

ひょっとして夕張メロンって今いらない品No.1ですか??
もう在庫処分並みに食べましたよ、ええ
間違いなく丸一個は食べたと思います
多少予想外ですが、まぁ北海道名物がたくさん食べれただけよしとしておきましょう

さて、前菜も食べ終わったことだし、メインのカニを食べたいものです
幸い、朝市を出たら周りは海鮮物を売る店ばかり
どの店のおばちゃんも「買え!」と言わんばかりの目をしてます
しかし、買いたくても金がないので買えません
そこでおばちゃん連中と交渉することに

「ちょっと、そこのお兄ちゃん、カニいらんか?(カモが来やがった)」

「ごめん、おばちゃん。うちらそんな金ないんよ・・・(このババアからカニ盗ってやる)」

「大丈夫、これやったら一匹5000円や。三人で仲良く買ったら?(つーか買え)」

「う〜ん・・・でもやっぱり味見せんことにはなぁ・・・鮮度もわからんしな(絶対一円も出さん!)」

「しゃあないな、ちょっとだけやで(これ食った後で絶対買わせなきゃ!)」

「お、おばちゃんありがと☆うん・・・モグモグ・・おいしいな、このカニ(うちの勝ちやな)」

「そやろ?だからほら、一匹!!(頼むから買って!)」

「おばちゃん・・・やっぱり他の店も見てから、また来るわ(二度と来ねぇよ)」

「え・・・・」

ってな感じでバッチリカニもごちそうになりました♪
だてに12年も関西人やってません
やっぱり得した後はすっきりするな、うん

こうやっておばちゃんを丸め込んでカニを食べ、満足したら次は朝食です
でもすでに時間的に朝食兼昼食な感じです
夜に丼物は食べたので、今度はラーメンを食べることに
とある店の「函館ジャンボラーメン」なるものを注文することに
しかしこれ、並のジャンボっぷりじゃなかったです→こんなの ※少し重いです(60KB程度)

まぁ材料は見ていただければわかると思うんですが・・・
いか、エビ、カニ、ほたて、わかめ、じゃがいも、とうもろこし等々入ってます
朝昼兼用どころか、これだけで三食分いけそうです
でも器がすり鉢ってのはどうかと・・・

しかもこのとき電車まで残り30分という限界ギリギリの時間帯
早く食べないとホントに帰れなくなります
次の列車がラストチャンスなので、乗り遅れるわけには行きません
なので意味もなく大食い&早食い大会

え?結果?
ちゃんと間に合いましたよ
ただ、少し走りましたけどね
あれ食った直後に500メートルほどランニングです
もう吐きそうです

そんなこんなでやっと青森行きの電車に乗り、思い出たっぷりの函館を後にします
函館総括

 

すっげぇおいしい 以上
もう食ったことしか思い出にねぇよ

 

そして行きと同じドラえもんの声に歓迎され、一路青森へ
その電車の中で行き先を決めることに
ずばり、「もと来た道を帰る」か「さらに違う道を通って帰る」か
しかし、朱雀はもと来た道を帰ってもおもしろくないと主張
何とか二人を説得し、青森から秋田へと向かうルートに決定

そして青森に着くと、30分の休憩をはさんで秋田行きに乗車
ちなみにこの時の時間は14時
そしてりんご園を窓の外に見ながらゆっくりと南下
途中弘前市を通るが、有名な割にはかなり寂れた街並みでした

そして秋田県に入り、あの干拓で有名な八郎潟を通っていた頃です
A藤さんが隣のおばあちゃんに話しかけられました
どうもそのおばあちゃんずっとうちら三人のことが気になっていたみたいです
そりゃ気にもなるでしょう
優男と老け顔と、その二人に比べて格段に身長が小さい男の三人組
アンバランスすぎて、気にならないほうがどうかしてます
こんな三人組がいたら、朱雀なら即座に110番します
だってホントに怪しいんだもん・・・
ついでなので朱雀はどれか考えてみてくださいw

まぁおばあちゃんとの会話の内容はいたって普通でしたがね
どっから来たの〜?みたいなもんです
なので、うちらの旅の経緯を簡単に語ったところ、全国のJRの路線図をくれました
おばあちゃん自身は秋田で旅が終わるらしいので、もう必要ないということです
ある意味宝の地図GETです
一番欲しいものが手に入りました
でも、それを見て一番最初に感じた感情は絶望
もうどうしようもなく鬱です

何しろこれだけ電車に乗ってる以上、秋田駅は相当南だと思っていたんです
しかし、路線図で確認するとほとんど西にまっすぐ進んでいる事実
完全に方向間違えてます
このままじゃマジで帰れません(今日このセリフ多いな〜)

とにかく、秋田からのルートを決定しておこうと、路線図を見ながら相談し始める三人
もう怪しさ満点です
いつ通報されてもおかしくありません
宝石強盗が逃亡ルートを画策してるみたいです

冗談はさておき路線図を見ると、秋田からは酒田〜新潟方面と新庄〜山形方面があるようです
しかし、長さとしてはどちらもあまり違いがなく、どちらがいいかわかりません
そのためうまく話がまとまらず、A藤さんが周りの人に相談することに

しかし、他に人はたくさんいるだろうに、A藤さんが選んだのは一番物を知らなそうな女子高生
もう個人の好み丸出しです
災難なのはその女子高生です
ええ、さすがに気の毒だったのでA藤さんに変わって簡単にわび入れて終わらせました
当然その後にA藤さんを袋叩きです
結局この役立たず先輩のおかげで秋田に着く直前まで何もわからない状態に
やむを得ず、秋田で一旦時刻表を調べることにします

 

ちゃんと時間内に帰れるか、とんでもなく不安です


02’9’18の日記

さてさて、先の見えない不安と戦いながら、ついに着いたよ秋田駅♪
とりあえずここで一旦ストップして、帰りの路線をマジメに検索します
旅行三日目にして始めての時刻表&路線図検索
これ以上はもう行き当たりばったりじゃ行けません・・・

そういうわけで、一旦改札をくぐり、朱雀は駅のみどりの窓口へ
N澤くんは改札前にあった旅行会社へと行き、それぞれ時刻表を調べることに
ちなみにこの時A藤さんは何もしてません
っていうか二人からはぐれてました
それを知ったのはA藤さんからの電話を朱雀が受け取ったときです

「もしもし」

「おう、今どこにおる?」

「駅の緑の窓口ですよ」

「おう、わかった」

・・・あれ?A藤さんN澤くんと一緒じゃないの??
ふと疑問に思い、作業を終わらせてN澤くんのところに向かう

「あれ?A藤さん一緒じゃないの?」

「え?そっちこそ一緒じゃなかったの?」

ここで驚愕の事実発覚です
たった一人の先輩のくせに完全に見捨てられ忘れられてます、A藤さん
すでに二人ともA藤さんを戦力外通告してます
いつ見捨てて帰ってもおかしくありません

とりあえず乗るべき電車の見当がついたところでA藤さんを探しにいくことに
すると、改札前でA藤さんを発見、そのまま改札をくぐり電車に乗ることにする
しかし途中でふと後ろを見るとまたA藤さんがいない

あの役立たず!ついて来ることも無理なのかよ!
もう遅れたら本人のせいってことで無視して先に進むことにする
人のせいで自分まで帰れなくなるのは(本気で)嫌なので・・・
まぁなんとか出発までには電車乗れましたけどね、三人とも

最終的に全員が選んだのは新庄〜山形コース
東北本線なんで接続がややスムーズだったのが決め手です
ちなみに酒田〜新潟コースでは新潟に着くのが翌朝8時でした
これじゃ確実にアウトなので、やむなく断念

とりあえず秋田から帰宅ラッシュに巻き込まれつつ新庄へ向かう
そして新庄到着後、夕食を食べてすぐに山形行きの電車に乗る
ワンマンな上に帰宅ラッシュも終わっていたので車内はガラガラ
普通に疲れていたので、すいているのをいいことに横になって眠ることに

そして無事に山形到着
約20分ほど時間があいたので、改札をくぐって山形駅を見学することに
といっても、見学してたのは朱雀だけですけどね
なので、一通り山形駅の周りを見学した朱雀が山形駅の魅力をご紹介しましょう

  • 怪鳥のような声をだして歌うお兄ちゃん
    駅前のターミナルの側で歌ってました
    もうすでにあれは声じゃないと思います
    もはやただの怪音としか認識できない歌い方でした
    彼のメジャーへの道はまだまだ遠そうです
     
  • 駅の連絡通路で踊る集団
    高校生でしょうか?
    それくらいの年齢の子達が10人ほど踊ってました
    でもブレイクダンスの練習にヘルメットつかってたのは普通に笑えた
    でもそれが普通なんだろうか?よくわからん・・・
     
  • 斬新なデザインのベンチ
    なんか人が横に寝てる状態の彫刻がありまして
    ただの芸術作品かと思ってたんですが、これがベンチだということが発覚
    デザインは地元の高校生だそうです
    普通にビックリしましたね、すごいと思います
    テーマが裸の女じゃなければな

こんな感じで結構楽しめました
山形駅おもしろいです
今回の旅行で降りた駅ではトップクラスのおもしろさでしたね
駅前広場が広いのもいい感じです

そんなこんなで20分はあっという間に過ぎ、山形から米沢行きの電車に乗ることに
一時間もかからずに米沢到着
先の電車がないため、今日はここで終了

さて、問題はどこで寝るか
米沢駅前は今まで降りた駅の中でもダントツで何もありません
もう見渡す限り闇です
唯一コンビニと交番に明かりが灯ってるくらいでした
ホテルなんぞ期待できそうにありません
とうとう最後の夜に来て野宿確定です

しかたなく覚悟を決めて寝ることに
まずは寝場所の探索
米沢駅の連絡通路なら雨露もしのげるし、やや暖かいと判断し、ここで寝ることに
しかし、それでも気温が低く寝づらいことに変わりはないので酒でも飲むことにする
しかし駅前のコンビニではアルコールを扱ってない事実に愕然とする
やむなく遠出してコンビニを探すことに

A藤さんはお疲れなので、ほっといてN澤くんと酒を買いに夜の米沢を歩く
しかし、歩けども歩けどもコンビニは見つからない
途中、地元の人を発見し、訪ねたところ
「この辺はホントに何もないよ。コンビニ?かなり遠くに一軒だけあるよ」とのこと
米沢のあまりの田舎っぷりに絶望しながら歩く

一体どれだけ歩いたろうか
おそらく駅から1.5キロは離れていると思われるコンビニに入り、酒を購入
長い道を折り返し駅に向かう
駅に着くと、ヤケになって酒をあおり、そのまま勢いで就寝

米沢の感想

 

 

はっきり行って二度と来たくねぇ

 

ってなわけで三日目終了です
ちなみに三日目の移動に関しての報告・・・
通常における旅費9560円
今回の一日分の旅費はしつこいようだが2300円である
なかなかお得だと毎日のように思う
移動距離は約605キロでした

さて、うまいこといけば明日で旅行記はラストだと思われます
長かったですね〜・・・
遅くとも明後日には完結させたいと思います


02’9’19の日記

最終日は5時起床
というよりも寒くて5時に起こされた
連絡通路から外に出ると、かなり濃い霧がでている
ずいぶんと夜冷え込んだようだ

両側を確認すると、幸せそうな顔で寝ているN澤くんとA藤さん
まだ始発には間があるし、無理に起こす必要もないのでほっておくことに
一人朝の米沢をブラブラする

しかし、前日の夜の散歩で米沢には何もないことは調査済みである
結局見るものもなく、駅前のコンビニで一時間ほど立ち読みする
その後は連絡通路内をひたすら徘徊することに

さすがに6時を過ぎると、早起きな老人が散歩しだす
まだ二人が寝ている連絡通路も何人かが通った
全員が得体の知れない動物を見るような目つきで通過したのが印象的だった
他人のフリをして遠くで見張っていてホントによかったと思う
自分まで変質者の一人に思われるのは心外だしな

一通り二人をさらし者にして楽しんだ後、何もないかのように二人を起こす
しかし、どうも寝起きが悪い
とにかく駅構内に移動し、始発を待つことにする
その間に朝食の購入をすませ、到着した始発列車に乗って朝食を食べる

そして一路福島へ
最終日のせいなのか、特にネタもなく淡々と旅が進む
福島で乗り換え、郡山で乗り換え、黒磯で乗り換え、宇都宮で乗り換え・・・
非常にスムーズに旅が進み、意外に余裕を持って到着しそうな雰囲気である
しかし、ネタのない旅ほど退屈なものはない
しかたないので、起こった出来事を箇条書きにする・・・つもりだったが

 

・・・箇条書きにするほどのネタもないことに愕然・・・

やべぇ、これは非常にヤバイ
もはや日記として成立しない恐れがある
だがネタがないものはないのだ
そう、もう気づいたらお家に着いてた・・・ってな状況だったわけだ

明らかに不自然な若い女と中間管理職な親父の組み合わせ妄想をかきたてられたり

熱海までの道中で新聞を読みつつ常に片手で残り少ない髪をセットしてる男をみて爆笑したり

浜松までの車両内で死んでいた蛾をN澤くんが圧迫蘇生で蘇らせてビックリしたり

豊橋までの間、帰宅ラッシュに巻き込まれ若いお姉さんのフェロモンに悩殺されそうになったり

大府につくまで車両内でこともあろうにバランスゲームをやっていたり

大府駅でA藤さんがハイキックのパフォーマンスをすると靴が脱げて駅の屋根にぶつかったり

と、いろいろやっていたらもう最終目的地の武豊についていたのである

 

あれ?意外にネタ多くねぇか?

まぁいい
とりあえず、こうやって俺たち三人の三泊四日に及ぶ旅は終わった
次は総括である

まず、移動距離
一日目702キロ
二日目540キロ
三日目605キロ
四日目679キロ

しめて総移動距離約2530キロ

 

続いて料金
まず、通常の普通乗車券を買ったパターンで計算してみよう
一日目12180円
二日目8930円
三日目9560円
四日目9870円

しめて総額40540円

しかし、今回うちらが使ったのは青春18切符
これは11500円でJR新快速までが五日間乗り放題というすぐれものである
ただし、使用有効期間は7/20から9/10までなので注意

なので、今回の旅費は11500円

差額29040円も得している

 

あとは個人で違う食事代や、宿泊費である
こればかりは共通とは行かないので参考程度に
ちなみに朱雀は食事はきちんと三食、函館ではぜいたくなものも食べている
宿泊は日記に書いたとおり、ガスト、24時間サウナ、野宿である
この結果、使ったお金は13967円
ちなみにこの金額の約1/3が函館の食事代であることを考えればかなり安い
その気になれば1万円以内の旅行も十分可能であろうかと思う

結果、今回の使用総額25467円

この金額で3泊4日の函館旅行ができたということである
長い間電車に揺られ続けるだけの覚悟があればほぼ確実に3万円以内で函館にいける
ぜひみなさん挑戦してみてくれ

函館旅行記3泊4日 完



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リードミー

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