住基ネット


日記から抜粋

今日は車校が休みのため、溜まっていた雑用を片付けていた朱雀です
みなさんこんばんわ♪

まぁとにかく溜まってた雑用を片付けたんですが、その中に不在時の郵便物の引き取りもあるんです。まぁ不在だったんで郵便局に預けられていたんですけど、郵便局が遠かったんでほっておいたんです 。差出人が役場からだったのが少し気になってましたけどね

で、今日買い物ついでに取りに行ったんですが・・・
その郵便物の内容は「住基ネットの登録のお知らせ」でした
ええ、最近巷で噂のモノです
ちょうどいいので今日はこれについて話をしたいと思います

注:うちもこれについてはそこまで詳しくないです。つーか何も知りません。なので、多少間違った表現があるかもしれませんので、その辺はご了承をお願いします

まず、「住基ネットって何?」ということからですね
正式名称は「住民基本台帳ネットワークシステム」です
これは国民一人一人に番号をつけて、その番号に個人情報を割り当てるらしいです
例えば姓名、性別、住所等といったものをその番号の元に一括管理し、いろいろな申請時の手間をはぶくと、まぁそういうわけですね
といっても国が一元管理するわけではなく、地方自治体のほうでの管理という形になっているみたいですが・・・
そして、それぞれの地方自治体の「住民基本台帳」をネットワークでつないで、相互に情報交換できるようにしたのが今回のシステムのようです

以前までの「住民基本台帳」ってのがどんなのかはまったくわかりませんが、お役所にしてみれば扱いづらかったのでしょう、実際こうやって改定するくらいですしね
まぁ改定自体は別にいいんです

じゃあ実際にはどんな特徴があるのかってことですね
国からの一方的な発信ですが一応書いておきます

  1. 全国どこの市区町村でも自分の住民票の写しが取れる(以前は自分の住んでる市区町村しか無理だったと思います)
  2. 各種申請の手続きが省略される(以前の申請はやってみるとかなりややこしかったです)

とまぁ他にも「住民にとって多大なメリットがある」だとか言ってます
でもね、実際に考えてみてもそんなおいしい話ありません
物事にはなんだって裏があるに決まってます
メリットがあればデメリットだってきっとあるんです

まぁ国はデメリットのデの字も言ってませんけどね
もともと昔から国は嘘つきと相場が決まってますので、信用するほうがどうかしてます
絶対デメリットのほうが大きいと思うんですよ

実際この制度は施行される前から非難轟々でしたからね
やれ国民総背番号制の実施だの
やれプライバシーの侵害がどうのってね

では国民総背番号制について・・・ってまぁ名前の通りですわ
行政の方では「登録するのは氏名・住所・性別・生年月日だけだ」なんて言ってますが、一体どこまで信用できるのかわかりません
こうやって国民に番号割り振った以上、やろうと思えばどんな情報でも付け加えられます
実際他の情報も入力してあるけども、隠してるだけかもしれません
今はその程度かもしれませんが、例えば戦争などで臨時体制になった時に追加情報が加えられる可能性は大アリだと思っています

次にプライバシーについてですが・・・
この番号をネットワーク上で管理するってことは、そこがハッキングされてしまえば個人情報が丸見えになるわけです
行政にしてみても、今まで不明瞭だった国民の情報が丸見えなわけですよ
だいたい国さん、「登録するのは氏名・住所・性別・生年月日だけだ」ってね、そんだけあればもう十分ですよ、プライバシー丸見えじゃないですか
いやがらせや、詐称行為するならそんだけ知ってれば十分ですって
プライバシーについては法律で保護するらしいですけども、んなもん絶対役に立ちません、断言します
今、「バレなきゃいいんだ」ってことで法律違反や法の抜け穴使ってる人がどれだけいますか?
政治家ですら違反してるこのご時世に法律なんて役に立ちやしませんって
だいたいそんな嘘つき政治家のつくった法律自体が信用できません
そもそも個人情報保護がいまだにしっかりと確立されていないのに、こんなもん先に施行する時点で間違ってます
ハッカーや、いやがらせ趣味のやつにはまさに「カモがネギしょってきた」って感じでしょうかね?
肝心のセキュリティがどこまでしっかりしてるか気になるところですな

しかし、行政はプライバシーの大切さを一向にわかっていないみたいです
ちょこっとネットで調べてみたんですが、もう苦情がでるでる・・・

  • 通知書の誤配
    同姓の人の通知書を間違って配達するという問題が多量に発生したそうです
    これじゃ他人に自分のコードがもろバレです
    プライバシー見てくれって言ってるようなもんです
     
  • 通知書を世帯単位で配布
    これまともなようでかなり問題です
    世帯単位ってことは、少なくとも同じ家に住んでる人にはコードが知られてしまうわけです
    世の中必ずしも仲のいい世帯ばかりとは限りませんし、他人が同じ家に住んでることも一応ではありますが考えられます
    少なくとも個人情報を扱う以上は個人宛に配達すべきだと思うんですがね・・・
     
  • 稼動直後の誤作動
    かなりこれたくさんあったらしいです
    少なくとも十六府県の三十二市町村で計三十四件のトラブルやミスがあったらしいです
    被害人数はざっと3000人程でしょうか?
    これに対する国の返答がかなり腹立ちます
    「三千三百の自治体がある中で、トラブルは少ない方だと思う」
    そういう問題なんでしょうか?
    こういったものの場合一個でもトラブルが起きたら非常に問題なはずです
    少ないとか、多いで片付ける問題じゃありません
    少なかったからどうだというのでしょうか?
    「大きな変革だから少人数の情報が漏れるのは仕方ない」とでも考えているのでしょうか?
    この辺にも国の無責任さが見て取れますね
     
  • 通知書が透ける
    これがもっとも多い苦情でした
    実際朱雀のトコにきた通知書も光にかざすと余裕で番号が読み取れます
    本気で何考えてるんでしょうか、行政は
    だいたいこんな重要な書類を透ける葉書で送る時点で間違ってます
    ある市では文句言われてから、見えない工夫を施した封書で送ったらしいですが、それなら最初からそうしろっつーの

他にもおそらくほじくればたくさんでてくるんでしょうが、一応このへんにしておきます
だけどこの苦情の量や内容から、いかに行政が個人情報の機密について無責任かがよくわかると思います

ちなみに朱雀は住基ネットについては、現状での開始は反対です
住基ネットそのものは別に構わないと思うんですよ、調べた限りそこまで問題ないようだし
ただ、今はまだそれを開始する時期じゃないってことです
個人情報を保護する方法が確立されてないってのが一番の問題なんですが・・・
あとは行政の意識改革かなぁ?
他にも不明瞭な部分が多すぎるのが怖い・・・
まずは国民にホントにクリアな情報を与えられる政治にしてほしいですね



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